中小企業が採用で苦戦しないためには?今すぐできる6つの対策を紹介

「いい人材を採用したいのに、思うように進まない」
「応募は集まらないし、内定は辞退されてしまうし、採用が上手くいかない」

など、採用活動に悩まされている中小企業の採用担当者は多いのではないでしょうか。

社員の能力が業績に反映されやすい中小企業だからこそ、「いい人材を採用したい」という思いは強いですよね。

この記事では、人材の採用で苦戦しがちな中小企業が、採用で成功するためにはどうすればいいのか解説していきます。

なぜ中小企業の採用は苦戦する?

中小企業の採用が苦戦する理由は以下があげられます。
・知名度が低い
・大企業と比べて待遇や福利厚生が劣る
・採用にコストをかけられない
・採用ノウハウがない

こちらでは他にも採用活動における悩みと解決法を紹介しています。

目次

中小企業が採用で苦戦する4つの理由

中小企業が採用で苦戦する理由

なぜ中小企業が採用で苦戦するのでしょうか。

中小企業が採用で苦戦する理由
  • 知名度が低い
  • 大企業と比べて待遇や福利厚生が劣る
  • 採用にコストをかけられない
  • 採用ノウハウがない

苦戦する理由1.知名度が低い

まず、大企業と比べると圧倒的に知名度が低いことがあげられます。

特に、社会人経験のない新卒の学生には、毎日の生活で目にしたり、テレビのコマーシャルで流れるような会社しか認知されていません。

就職活動をする際にインターネットで検索しても、検索結果の上位に表示されるのは大企業ばかりです。

苦戦する理由2.待遇や福利厚生

給与や各種手当といった待遇や、休暇制度などの福利厚生においても、社員数の多い大企業に優位性があると言えます。

たとえ中小企業が就職活動や転職活動をしている人の目に止まったとしても、待遇や福利厚生を比べられると大企業に比べて不利になってしまうのです。

これまでにあげた理由は求職者の意識に関するものですが、採用する企業のほうにも中小企業ならではの問題点があります。

苦戦する理由3.採用にコストをかけられない

そのひとつは、大企業に比べると資金力に限りがあることです。

余裕がないので、直接売り上げに結びつく本業ではない採用にはなかなかコストがかけられないのが現実です。

採用にコストがかけられないと「目立つ求人広告を打てない」「外部のコンサルタントや広告代理店に頼むのもコストがかかる」と、なかなか採用が進められません。

苦戦する理由4.採用ノウハウがない

大企業ならば採用に関しても専門の部署があったり担当者がいたりします。

大きな予算を使って、外部の採用コンサルタントなどとも契約して採用活動を行いますが、中小企業にはそのような余裕はありません。

中小企業では総務などの社員が採用も兼務して行うことが多く、採用ノウハウを持たないまま本来の業務の片手間にやることになりがちです。

中小企業が採用に苦戦しないための6つのコツ

中小企業が採用に苦戦しないためのコツ

では、中小企業が採用に苦戦しないためにはどうすればいいのでしょうか。

確かにこれまで見てきたように、中小企業は大企業に比べると採用活動において不利な立場にあります。ただ、現実問題として、仕事を探している人全員が大企業に就職できるわけではありません。

また、求職活動をしている人に伝わりきっていない中小企業ならではのよさもあります。地元志向の強い人に対しては、地域に密着した中小企業は魅力的な存在です。それらの点から考えても、中小企業にも十分勝機はあると言えます。

苦戦しないためのコツをみていきます。

採用で苦戦しないためのコツ
  • 自社の強みをアピールする
  • 採用したいターゲットを明確にする
  • 求職者に接触する窓口を増やす
  • 予算不足なら無料の人材募集方法を試す
  • 人員不足ならシステムを利用する
  • ノウハウ不足なら専門家の手を借りる

コツ1.自社の強みをアピールする

中小企業が採用で成功するために大切な第一のポイントは、自社の強みをはっきりさせて、それを仕事を探している人にしっかりとアピールすることです。

たとえば、就職する際に大企業が好まれる理由として「安定しているから」ということがありますが、「中小企業だから安定していない」というわけではありませんよね。

特定の業界で安定した業績を上げ続けているのであれば、大企業に負けない大きな強みとなります。また、時代の最先端で新しいニーズを切り開いている企業であれば、他では得られないスキルを身につけることが可能です。

このように、自社にはどのようなアピールポイントがあるのかを求職者目線で確認し、それを求職者にわかりやすく伝えていくことが大切です。

コツ2.採用したいターゲットを明確にする

また、中小企業だからこそ、「今回採用したいのはどのような人材なのか」というターゲットを明確にする必要があります。

自社が欲しいのは、新規事業を提案できるようなチャレンジ精神に溢れた人なのか、それとも地味な仕事であっても確実にコツコツと取り組める人なのか、それによっても採用活動の方向性が違ってきます。

「自社にはこのような社風があり、今回の募集はこのような事業を展開するためにこのような能力を持った人が欲しい」ということを明確に示せば、それに合った人が応募してくる確率が高くなるでしょう。

ただ漠然と「いい人材が欲しい」と考えるのではなく、ターゲットをはっきりさせることで、会社にとっても応募者にとってもWIN-WINの採用とすることができます。

コツ3.求職者に接触する窓口を増やす

採用活動をする際には、求職者に接触する窓口をできるだけ増やすようにしましょう。

誰もが知っている大企業ならば求職者のほうから調べてエントリーしてくれますが、中小企業の場合はこちらからアプローチしなければなりません。

求人サイトへの登録はもちろん、自社ホームページ、自社の採用サイト、ハローワークなど、採用に使える手段はいろいろあります。

また、現在所属している社員や取引先からの紹介も、自社のことをよく知っている人からのつながりになるのでミスマッチが起こりにくく、中小企業にとっては有効な方法です。

コツ4.予算不足なら無料の人材募集方法を試す

採用に書ける予算が足りない場合は、無料の人材募集方法を利用するといいでしょう。

Indeedなど無料掲載可能な求人サイトや、SNSを利用したソーシャルリクルーティング、社員に人材を紹介してもらうリファラル採用など、お金をかけない求人方法は少なくありません。

また、「無料の人材募集方法はとっくに試した」という場合は完全成果報酬型のサービスの利用もおすすめです。

成果報酬型であれば成果に応じてコストがかかるため「結果が出ないのに掲載費用だけかかる」「採用する人数が少ないから費用対効果が悪い」といった課題が解決されるでしょう。

コツ5.人員不足ならシステムを利用する

「採用担当者が1人しかいない」「担当者が忙しすぎる」という場合には、採用管理システム(ATS)の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

採用管理システムなら、以下のことができます。

採用管理システムの代表的な機能
  • 複数の求人サイトからの情報を一元管理
  • Indeedなどの求人検索エンジンとの自動連係
  • 応募者への自動連絡
  • 面接のスケジューリング
  • Zoomと連携してオンライン面接
  • 適性検査ツールと連携して応募者を選考
  • 採用担当者のタスク管理

他にも、ツールによってさまざまな採用業務を自動化できます。

採用管理システム(ATS)を導入することで採用担当者の負担を減らすだけでなく、応募から選考までの時間を短縮できるため「他社に取られる前に優秀な人材を確保できる」「歩留まりの解消になる」といったメリットがあります。

コツ6.ノウハウ不足なら専門家の手を借りる

自社で採用活動をしてもなかなかうまくいかない場合は、専門家の手を借りることも考えてみましょう。

採用コンサルタントに相談すれば、専門家ならではのノウハウを得ることができますし、採用サイトについても、サイト制作の経験が豊富な制作会社に依頼したほうが自社の魅力を求職者にアピールするよいサイトを作ることができます。

費用はかかりますが、自社のみで採用活動を行ってコストが0でも、必要な人材を採用できなければ意味がありませんよね。

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中小企業の採用は苦戦を強いられている

中小企業の採用活動の現状は?
中小企業の採用倍率は?

中小企業の採用は苦戦を強いられています。実際に2021年の企業規模別の大卒求人倍率を見ると、従業員数5,000人以上の大企業で0.6倍なのに対して従業員数300人未満の企業では3.40倍と高い倍率です。
良い人材はどうしても大企業に流れてしまい、中小企業は数少ない求職者を取り合う形になっています。

リクルートワークス研究所が発表した「第37回ワークス大卒求人倍率調査(2021年卒)」によると、企業規模別の大卒求人倍率は、従業員数5,000人以上の大企業で0.6倍、1,000人〜5,000人の企業では1.14倍

一方で従業員数300人未満の企業では3.40倍と、倍率が非常に高くなっています。

このことから、良い人材はどうしても大企業に流れてしまい、中小企業は数少ない求職者を取り合う形になっていることがわかります。

(参照:https://www.works-i.com/research/works-report/item/200806_kyujin.pdf

中小企業の内定辞退率は?

2021年卒の内定辞退率は2021年3月時点で57.5%です。つまり、10人に内定を出しても4人程度しか入社してもらえないのが現状です。内定辞退者を減らすためにも、自社の魅力や社風を詳細に伝える工夫が必要不可欠となっています。

また、内定辞退率も年々増加しており、約6割が内定辞退をしているのが現状です。

就職市場は求職者有利の売り手市場が続いているため、良い人材を採用するための戦略が欠かせません。

(参照:https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2021/09/naitei_22s-20210913.pdf?_fsi=2NSRI5fD)

中小企業で採用に苦戦した体験談

地方発の中小企業にて採用担当をさせていただいた頃、採用は苦戦の連続でした。

私が入社したのは、事業拡大のためそれまでの経験者採用だけでなく、新たに新卒採用を始めた年でした。

始めは採用ノウハウがなく外注

まず、私の入社前は社長がお一人で採用合否を判断されていたため、採用担当者がおらず、社内にノウハウがありません。そこで新卒採用の初年度は、中小企業向け新卒採用支援のコンサルタントにフルサポートを頼み、4名の新卒者を採用しました。

この4名は非常に優秀で、その後も新卒採用を続けるきっかけを作ってくれたのですが、採用コンサルフィーは年間およそ1,300万。ノウハウを学び、社内リソースで新卒採用を回すことが急務となり、2年目から自社主導で新卒採用を開始しました。

中小企業だから…?内定者を大手に取られたことも

新卒採用2年目は、たくさんの学びとともに、苦い経験もありました。

イメージ通りの候補者に内定を出して安心していたら、8月頃に類似業界大手に取られ、内定辞退。学生さんに頼み込んで辞退理由を教えてもらい、翌年は有名企業・大手ブランドとの差別化を図るため、自社に適した候補者像の見直しを行いました。

また、会社説明会の場で「育休や生理休暇の取得実績」を質問され、満場の学生さんの前で「実績なし」の回答をするしかなかった状況だったこともあります。ただ、そのことが育休や各種休暇の取得サポートを見直すなど、社内向けの取り組みを行うきっかけにもなりました。

常に現場の人員不足と採用コストに悩まされる日々

中小企業では余剰人員を見込んでいないため、常に現場の人員不足に悩まされています。退職者が出ると、現場からは一刻も早く役に立つ人材を送り込んでほしいと突き上げがあります。また、一回の採用活動での採用人数が少ないため、ひとりあたりの採用単価が高くなりがちです。

費用やかかる時間を抑えるため、手っ取り早く人の紹介等で経験者を採用することもできますが、その採用過程をぞんざいにすると早期離職に繋がってしまいます。

定着率が高いと言われる新卒採用はどうかというと、時間と費用と教育期間がかかる新卒採用での人の補充が、社内のニーズに合わないケースもあります。

私の経験でも、新卒採用を始めて数年は中途採用も継続しており、かなりのコストがかかっていました。しかし、新卒採用で得たノウハウを中途採用にも展開して定着率の改善が図られてからは、採用が辛い業務ではなく、面白い業務になったことを覚えています。

中小企業が限られたリソースで成果を出すためには

私が中小企業の採用で成果を出すために、最も注力したのはコミュニケーションです。

①母集団・採用候補者とのコミュニケーション

中途採用・新卒採用ともに、採用前から入社後まで、候補者・企業双方が手順を踏んで安定したコミュニケーションをすることが採用ミスマッチの解消につながると感じました。

内定辞退や戦力化前の退職が減れば、中長期で考えた場合に採用コストを下げることができます。

②社内とのコミュニケーションと企業の自己分析

また、採用活動の前段階として「自社の強み」や「採用ターゲット」の分析を行いました。この「企業の自己分析」を採用担当だけでなく、社内のキーパーソンを巻き込んで行い、採用後の現場からのフォローにも繋げることができました。

採用担当者が1名だったので、実務には限界がありましたが

  • 採用フローの見える化とフロー化で協力を仰ぎやすい体制づくり
  • 社内で候補者フォローの業務を分業
  • 作業効率の良い採用システムへの乗り換え

などを行い、業務時間をスリム化した上で最も大事な業務(内定者フォロー等)に時間を当てられるように工夫しました。

『京栄くん』を利用した成功事例

ここでは、弊社サービス『京栄くん』を利用した採用活動で成果を出した事例について紹介していきます。

『京栄くん』とは、初期費用0円で自社オリジナルの採用サイトを作成できるサービスです。

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京栄くん』を利用することで、コストの削減、応募数の増加が見込めます。

中小企業が低コストで採用を成功させるなら『京栄くん』

中小企業が低コストで採用を成功させる方法

ここまで見てきたように、中小企業が大企業のようにお金をかけて採用活動をするのは難しいと言えます。

しかし、「採用コストがかけられない」「採用専門の社員もいない」「採用のノウハウもない」という中小企業も多いかと思います。

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この記事を書いた人

前職でアルバイトの採用を行った時に応募来ないのに広告費用がかかったことに疑問を持ち、応募課金型サービスを提供する京栄コンサルティングに入社。魅力的な求人とお役立ち情報を紹介していきます。

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